ノベルティと販促品の違いって?目的・効果は?

2023.01.31

ノベルティ

企業の宣伝をするためにグッズの配布を考える企業も少なくありません。しかし、ノベルティと販促品の違いが分からず困惑している方も多いでしょう。

ノベルティと販促品には違いがあり、目的や求める効果で使い分ける必要があります。当記事では、「ノベルティと販促品の違い」をテーマに目的や効果を解説します。

ノベルティや販促品を作成する時のポイントや注意点も紹介していきますので、ぜひ自社に合った方法を選び、参考にしてください。

 

ノベルティと販促品の違い

ここでは、ノベルティと販促品の違いを解説していきます。

 

ノベルティとは?

ノベルティのカレンダー

ノベルティとは指定の商品やサービスを購入した方に無料で配るグッズです。雑誌など商品を購入した際についているグッズがよく知られています。

 

【ノベルティの目的】

ノベルティの目的は以下の2つが挙げられます。

  • 企業の宣伝
  • 商品やサービスの購入や集客

企業の宣伝をしながら、商品やサービスの購入に向けた集客が大きな目的です。

 

【ノベルティのターゲット】

ノベルティのターゲット層は以下の方が挙げられます。

  • 既に商品やサービスを知っている方

既に企業の商品やサービスを知っている方がターゲットです。既存ターゲットに向けて商品の購入やサービスの利用を促します。

 

【ノベルティの効果】

ノベルティの効果は主に以下の2つが考えられるでしょう。

  • 競合の企業と差別化できる
  • 商品やサービスの購入を継続

ノベルティの配布で競合の企業と差別化できる効果があります。また、ノベルティの付加価値で商品の購入やサービスの利用を継続させる効果もあると言えるでしょう。

 

販促品とは?

販促品

販促品とはサービスや商品購入の有無にかかわらず、多数に配るグッズです。街中などで配られているティッシュなどがよく知られています。ノベルティとの違いは配るグッズに必ず企業名、ブランド名等が入っているとは限らないことです。

 

【販促品の目的】

販促品の目的として挙げられるのは以下の2つです。

  • 企業の宣伝
  • 商品やサービスを知ってもらう

ノベルティと同じく企業の宣伝は大きな目的と言えます。まずは、企業の商品やサービスを知ってもらうことが目的です。

 

【販促品のターゲット】

販促品のターゲット層は以下の方が挙げられます。

  • すべての消費者

すべての消費者に企業の商品やサービスを知ってもらう目的がありますので、見込み客以外や潜在層にも知ってもらうためです。

 

【販促品の効果】

販促品の効果は主に以下の2つが考えられるでしょう。

  • 企業のイメージアップ
  • 営業の頻度を増やせる

無料で配布する販促品は、目に留まるたびに企業の認知をアップさせる効果があります。また、販促品は営業活動に役立てることができると言えるでしょう。

 

ノベルティと記念品の違い

ノベルティと記念品の違いは主に以下の2つが挙げられます。

  • 記念品は「特別なタイミング」で配る
  • 購入者や利用者に配る

ノベルティと記念品の大きな違いは配るタイミングが異なることでしょう。

ノベルティは商品の購入やサービスの利用時に配りますが、記念品の場合、同じ配り方でも「10周年記念!」など期間に限定したものが多いのが特徴です。購入者や利用者に特別感を出せる効果があると言えるでしょう。

販促品のようにすべての消費者をターゲットにするわけではなく、ノベルティと同じように商品の購入やサービスを利用した方に無料で配ります。

 

ノベルティ・販促品を制作する際のポイント

指差しをするビジネスウーマン

ここまでノベルティと販促品、記念品の違いをみてきましたが、最後に制作する際のポイント、注意点を解説します。ノベルティ・販促品を制作する際のポイントと注意点を以下にまとめました。

■制作時のポイント

  • 配布目的を決定する
  • ターゲットを詳細に設定する
  • 使いやすいノベルティにする
  • 宣伝部分は控えめにする
■制作時の注意点

  • 「著作権」「商標権」「景品表示法」の3つの法律に注意する
  • 配布場所も許可申請が必要
  • 配布する季節に合ったグッズにする

効果的なノベルティ・販促品を制作するために重要なポイントや注意点になりますので、詳しく見ていきましょう。

 

ノベルティ・販促品を制作する際の4つのポイント

  1. 配布の目的を決定する
  2. ターゲットを詳細に設定する
  3. 使いやすいノベルティにする
  4. 宣伝部分は控えめにする

配布の目的で販促品にするかノベルティにするかを決める必要があります。また、ターゲットは詳細な設定が効果的です。

ほかにも実用的でシンプルなアイテムかどうかも配布後の使用に大きな影響があります。そのため宣伝部分になる企業のロゴなどは、控えめなデザインが好まれるでしょう。

 

ノベルティ・販促品を制作する際の3つの注意点

  1. 「著作権」「商標権」「景品表示法」の3つの法律に注意する
  2. 配布場所も許可申請が必要
  3. 配布する季節に合ったグッズにする

グッズの制作には、「著作権」「商標権」「景品表示法」に十分な注意が必要です。配布後のトラブルを回避するために企業内で確認と承認を得て行動する必要があるでしょう。

また、配布する場所によっては、許可が必要な場合もあります。街中などの場合、所轄の警察署で許可を得ましょう。施設などの場合は、管理者に確認する必要があります。

使用許可に基づき、ルールに沿って宣伝をしましょう。ほかにも季節感がともなっていないグッズは、利用前に破棄される可能性も高くなりますので、配布する季節に合ったグッズ選びも大切です。

 

ノベルティと販促品の違いをチェック

ノベルティと販促品は「企業の宣伝」として大きな目的は同じですが、異なる目的もあります。違いは以下のとおりでした。

  • ノベルティは「商品やサービスの購入や集客」
  • 販促品は「商品やサービスを知ってもらう」

購入や集客を目的とするか、商品やサービスを認知してもらうことを目的とするかで使い方に違いがあります。

ノベルティと販促品の違いを理解した上で、自社の目的を考えて、効果の期待できる方法を選びましょう。

また、ノベルティグッズや販促品などの配布は場所によっては許可が必要ですので、トラブルにならないように対策をして宣伝する必要があります。

もし、オリジナルのノベルティグッズ制作をお考えなら、ノベルティNETにお任せください。当社のノベルティグッズは全て自社の工場にて生産手配・検品をおこなっています。高い品質のものをお届けすることが可能です。

ノベルティグッズのアイデアがある程度決まっている方もアイデアに困っている方もぜひ一度ご相談ください。

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