ノベルティとは何?目的や効果を解説!おすすめグッズも
2022.11.25
ノベルティとは?
ノベルティとは、すでに商品やサービスを認知している顧客に向けた施策で、主に会社名やロゴが入ったグッズなどを配布します。
販売や契約の決め手として配布されるケースが多く、グッズには希少性が生まれたり、SNSで話題になったりすることが特徴といえるでしょう。
販促品との違いは?
ノベルティと販促品との違いは重視する目的です。
「ノベルティ」は認知度の向上を主な目的としているアイテムで、商品・サービスの購入・利用や来店を直接訴求しません。企業ロゴや社名ブランドが入っているノベルティを配布することによって、ノベルティの利用を宣伝につなげます。
一方、「販促品」は販売の促進が主な目的となっているアイテムです。シャンプーなどの試供品や広告に入ったポケットティッシュなど、商品・サービスの購入・利用や来店を促進するというように直接的な効果を期待して配布されます。
ただし、重視する目的は違っても、両者の最終的な目的は商品の購入や、サービスの利用です。したがって、ノベルティと販促品を同じ意味で扱うこともあります。
ノベルティを製作する目的・効果とは?
ノベルティを製作する目的・効果として次の3つが挙げられます。
- 集客効果
- 認知度向上効果
- ブランディング
それぞれ詳しくみていきましょう。
集客効果
ノベルティは既存顧客に配布する以外にも、イベントなどで配布し、新規顧客の開拓にも役立てられます。特に展示会などは短期間で多くの来場者と接点を持つ必要があります。
他企業のブースに埋もれないようにするには、来場者の目を引くアイテムが欠かせません。
目を引くアイテムの1つとして有用なのがノベルティです。ノベルティがあれば満足度を向上させられる他、SNS拡散効果の向上にもつなげられます。
ただし、やみくもにノベルティを準備しても集客効果は得られません。ターゲット層や実用性などを考慮したうえで、ニーズに合ったアイテムをノベルティにすることが大切です。
認知度向上効果
企業ロゴやサービス名を入れたノベルティを製作・配布すれば、認知度向上効果があります。ただし、認知度向上効果を高めるためには、ノベルティに名入れされている企業ロゴやサービス名を目に触れさせなければなりません。
したがって、実用性が高く、日常的に使用されるアイテムをノベルティにする必要があります。認知度向上効果を高めたいのでれば、ボールペンやエコバッグ、クリアファイルなどをノベルティにするとよいでしょう。
ブランディング
ノベルティは「ブランディング」としても有用です。ブランディングとは、独自ブランドを立ち上げて、ブランドに対する信頼・共感を高めて、自社価値の向上や競合他社との差別化を図るマーケティング戦略です。
既存顧客への挨拶まわりや展示会などの名刺交換時などに、ノベルティを配布すれば、ブランドイメージや好感度の向上につなげられます。ただし、認知度向上効果の時と同じように、アイテムを選んだだけでは十分なブランディング効果は得られません。
ターゲット層や実用性を考慮しながら、独自の印象漬けにつながるアイテムをノベルティにすることが大切です。
おすすめのノベルティグッズ
一口にノベルティグッズといっても、さまざまな種類があります。せっかくなら顧客がもらって嬉しいと思うアイテムを選び、より効果的なノベルティを製作したいものです。
ここでは、特に人気の高い次の5つのアイテムをご紹介します。
- ボールペン
- うちわ
- マスク
- エコバッグ
- カトラリーセット
ボールペン
ボールペンはノベルティグッズとして王道的なアイテムであり、時代の流行に関係なく人気の高いグッズです。日常的に使えるため実用性が高く、配布しやすいのも特徴といえるでしょう。
また、ボールペン自体の種類も豊富で、ターゲット層に合わせてデザインを選ぶこともできます。ロゴや企業名などを目につきやすい場所に入れることもでき、より直接的な宣伝効果を期待できます。
うちわ
夏から秋にかけての定番ノベルティといえばうちわです。うちわの特徴はとにかく印刷面が大きいことで、訴求したい情報をたくさん載せれます。
両面フルカラー印刷も可能なため、インパクトのあるデザインや写真を使ったデザインでも全く問題ありません。
また、扇子に比べて安価な点もうちわの魅力といえるでしょう。コスト重視で考えている方にもおすすめのグッズです。
マスク
いまや生活に欠かせない、人気急上昇中のアイテムといえばマスクです。顔に着けるマスクはとにかく人の目につきやすいことが特徴で、生活の中のどんなシーンでも企業をPRできます。
ノベルティグッズの中でも特に高い宣伝効果を期待できるアイテムといえるでしょう。毎日必ず使うものだからこそ需要も高く、配布しやすいのもメリットの1つです。
ちなみに、弊社ノベルティNETでも「オリジナル不織布マスク」を取り扱っています。マスクのほぼ全面にフルカラーで印刷でき、アピール度も抜群です。ノベルティとしてマスクを検討している方は以下の記事もご覧ください。
>>オリジナル不織布マスクはノベルティに最適!価格やデザインする際のポイント
エコバッグ
コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどでのレジ袋が有料化となって以降、新たなノベルティグッズの定番になりつつあるのがエコバッグです。買い物袋としてはもちろん、ちょっとしたサブバッグとして使えるなど、活躍の幅に限りはありません。
何度も繰り返し使えるアイテムのため、比較的長いPR効果を得られる点も特徴といえるでしょう。
また、好きな企業やブランドのグッズを使いたいと考える層へ、販売促進の効果が狙えるノベルティグッズでもあります。
>>ノベルティでオリジナルエコバッグを制作するなら!リサイクルコットンなど
カトラリーセット
SDGsの認知度向上による環境への配慮意識などによって、人気アイテムとなっているのが「カトラリーセット」です。人気アイテムであるカトラリーセットをノベルティグッズにすれば集客効果を高められる他、企業は環境に配慮しているアピールできることをアピールできます。
カトラリーセットは「通常サイズ」と携帯しやすい「ミニサイズ」の2種類があるため、ターゲット層も考慮しながら、適切なタイプを選ぶことが大切です。
>>ノベルティにおすすめのカトラリーセット5選!オリジナル制作で名入れ可
ノベルティ製作の流れ
ノベルティ製作の流れは次の4ステップです。
- 目的・テーマの設定
- 配布タイミングの明確化
- ノベルティグッズの選定
- 名入れやバリエーション有無の決定
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.目的・テーマの設定
認知度や売り上げの向上、ブランディングなど、企業によってノベルティを利用する目的は様々です。そのため、目的・テーマが明確ではないと、十分な効果を得られず、目的も達成できません。
ノベルティの効果を高めるためには、ノベルティを製作する目的やテーマをしっかりと決めることが大切です。
2. 配布タイミングの明確化
配布タイミングは来場した直後やアンケート回答後、名刺交換後など、様々です。来場者や来客者によってはノベルティを受け取るだけという方もいます。
そのため、目的に合わせて配布タイミングを決めておくことも大切です。
3.ノベルティグッズの選定
ノベルティグッズを選定する際は次の3つを考慮しておく必要があります。
- 予算や必要個数の算出
- 納品日に余裕を持たせられるか
- ターゲット層や配布時期
それぞれ詳しくみていきましょう。
予算や必要個数の算出
目的・テーマを設定したら、予算や必要個数を算出し、商品を選定していきます。例えば、予算が50万円で2,000個のノベルティを準備しなければならない場合、ノベルティグッズ1個あたり250円以内のノベルティにしなければなりません。
名入れによってオリジナルのノベルティを製作する場合は、印刷代などの料金も考慮しながら配布するグッズを選定する必要があります。
納品日に余裕を持たせられるか
展示会や開店日など、ノベルティを配布する時期は決まっているため、納期も考慮しながらグッズ選定しなければなりません。
当日納品だと悪天候などによって遅延するリスクがあるため、余裕を持った納期設定が重要です。
ターゲット層や配布時期
訴求力や集客力を高めるためには、ターゲット層を設定・絞り、その層がもらった嬉しいグッズをノベルティにしましょう。
また、季節に合ったアイテムをノベルティとして配布する方法も有用です。夏場であればうちわや脂とり紙、冬であればカイロなどにすれば、実用性が高く、強い印象を与えられるため、宣伝効果を高められます。
名入れやバリエーション有無の決定
認知度向上のためにノベルティを配布する場合、名入れは必須です。
また、同じノベルティグッズでも、黒や赤、青など、バリエーションを豊富にすれば、見栄えが良くなり、受け取り側も好みに合わせた色を選択できます。
予算やノベルティグッズ的に可能であれば、バリエーションも意識するとよいでしょう。
オリジナルノベルティを製作するなら…
ノベルティと販促品では、それぞれ使われる目的が異なります。ノベルティは既存の顧客への販売促進として、販促品は商品やサービスを不特定多数の消費者に知ってもらうことが目的です。
より効果的に宣伝や販促活動を行うためには、目的やターゲットを明確にしたうえで、時代のニーズに合わせたアイテムセレクトがなによりも大切になります。
弊社ノベルティネットではオリジナリティ溢れる、高品質なノベルティグッズをご提案させていただきます。
また、ロットが多いものや製作工程が複雑なものなども可能な限りご対応致します。まずはお気軽にご相談ください。